2018年7月13日
エレクトロニック・アーツ

Biowareの人気タイトル「Star Wars™: Knights of the Old Republic」が、2018年7月で発売15周年を迎えます。この伝説的作品の大ファンでもあるEA Capital Gamesはこの度、「Knights of the Old Republic」の人気キャラクターを「スター・ウォーズ／銀河の英雄」に追加することを発表します。

惑星タルラヴィン出身のバスティラ・シャンは、若くからフォースの力に目覚めた人間のジェダイです。ジェダイ内乱期にジェダイ・カウンシル側にいた彼女は、悪名高きダース・レヴァンとその弟子、ダース・マラックに立ち向かいました。バスティラは「Knights of the Old Republic」の中でも特に重要で印象的なキャラクターです。

同じく人間のジェダイであるジョリー・ビンドは、コルサントのジェダイ聖堂で修業を積みました。しっかりとフォースの訓練はしたものの、ジョリーは他のジェダイと大きく異なる運命をたどります。悲劇的な過去が原因となり、彼はジェダイ・カウンシルを離れ、キャッシークで隠遁生活を送るようになるのです。気性が荒く冷笑的な面を持つジョリーですが、「Knights of the Old Republic」ではプレイヤーの味方となり、フォースに関する知見を与えてくれます。

バスティラ・シャン - ライトサイド、サポート、ジェダイ、旧共和国

バスティラ・シャンは非常に強力なジェダイ勢力のサポートです。彼女は味方ジェダイに様々な強化やボーナス効果を付与し、ダメージ量の増加や防御面の強化を行います。

バスティラのリーダースキルは「イニシアチブ」です。バトル開始時に味方ジェダイ全員のターンメーターとプロテクションを上昇させ、ジェダイタンクには挑発効果も付与します。このスキルを活かせば、アリーナバトルやテリトリーウォーズなどのPvPモードにおけるジェダイの競争力も大きく上昇します。まさに、待ち望まれていたキャラクターの登場です。

開発者コメント: 「Knights of the Old Republic」のキャラクターらしさを再現することには困難が伴います。プレイヤー次第でどんな形にも変わり得るキャラクターであるため、それを1つの形に落とし込むのが難しいのです。そこで私たちは、キャラクターを「銀河の英雄」流に解釈しなおすことを試みました。ゲーム内で語られている背景情報を参考にしたり、「スター・ウォーズ」の物語自体から着想を得たりしながら、象徴的キャラクターをホロテーブル上に誕生させたのです。バスティラに関しては、「Knights of the Old Republic」のジェダイを生み出すことに挑戦しました。その大胆さと「伝説の戦闘瞑想」で知られる彼女は、味方ジェダイをサポートする様々な強化効果やスキルを駆使します。

通常スキル: ジェダイ・アサルト

最終テキスト: ターゲットに特殊ダメージを与え、1ターンのスキルブロックを発生させる。アクティブな味方ジェダイごとに、この攻撃のダメージが20%、有効性が20%上昇する。

特殊スキル1: ラリー（クールダウン4）

最終テキスト: バスティラは自分と指定した味方の弱体を全て解除する。両者は攻撃力、防御力、スピード、精度、クリティカル率が3ターンの間上昇し、バスティラはこの味方をアシストに呼ぶ

特殊スキル2: 防衛壊滅（クールダウン2）

最終テキスト: ターゲットに特殊ダメージを与えて強化を全て解除し、1ターンの間スタン状態にする。

リーダースキル: イニシアチブ

最終テキスト: バトル開始時、味方ジェダイのターンメーターが15%上昇し、プロテクションが上昇する(200%、解除不可)。また味方ジェダイダンクは1ターンの間挑発を行う。味方ジェダイにプロテクション上昇が発生している間、抵抗力が150%、ダメージが35%上昇する。

開発者コメント: バスティラは「イニシアチブ」によって、長期的効果ではなく序盤の優位性獲得を行うという特性を得ています。彼女が率いるジェダイは、強力な防御系強化（さらにダメージ、抵抗力のブーストも）を得た状態でバトルを開始でき、ジェダイタンクには挑発効果も発生します。バスティラが率いるジェダイチームはバトル序盤で圧倒的力を発揮できるようになり、これまでにない面白いリーダースキルがゲームに導入されます。

ユニークスキル1: 伝説の戦闘瞑想

最終テキスト: バスティラのターン開始時、バスティラに発生中の強化1つごとに2%プロテクションが回復し、他の味方全体がターンメーター上昇3%(ジェダイは上昇量2倍)および伝説の戦闘瞑想効果を1ターン得る。(伝説の戦闘瞑想: 有効性+50%、カウンター率+35%。ジェダイは上昇量2倍)

ジョリー・ビンド - ライトサイド、ヒーラー、ジェダイ、旧共和国

ジョリー・ビンドは仲間を助ける意志はあっても、積極的に関わろうとするタイプではありません。そんな性格を反映して、彼のスキルは味方の回復を行って継続的にダメージを与えられるようにする能力を中心にしました。

ジョリーのスキルはヒーラーとしての役割を追求したものとなっており、味方のHP回復と弱体解除を行います。それだけでなく、戦闘不能になった味方ジェダイ全員をHP50%で復活させることも可能です。さらに複数の方法で味方のプロテクションを上昇させることができ、バスティラのリーダースキルと組み合わせれば味方ジェダイをより攻撃的にできます。

ジョリーの1つ目のユニークスキルを駆使すれば、PvPでの活躍も見込めます。抵抗力100%上昇で弱体効果に耐え、ターンメーター減少は一切効かなくなります。

開発者コメント: ジョリー・ビンドの再現は興味深い作業でした。「Knights of the Old Republic」での彼はジェダイ・コンシュラーですから、他のジェダイよりも強力なフォースの使い手です。ジョリーの追加を考えはじめた頃、開発チームの多くが彼をヒーラーに設定しました。「Knights of the Old Republic」におけるフォースポイントの多さやステータスボーナスを意識した結果です。シス三頭政治レイドによってヒーラーの新たな可能性が示されたこともあり、ジョリーを強力なヒーラーにするのは良いアイデアに思えました。多くのプレイヤーが遥か彼方の銀河系で体験した、冒険の思い出とも上手く重なるはずです。課題となるのは、既にバリス・オフィーがいる世界で、新たな「タイムアウトチーム」を生み出すことなく、共存可能なジェダイヒーラーを生み出すことでした。ここでご紹介するスキルによって、あの偏屈な老ジェダイをホロテーブル上に上手く再現できたと感じています。それだけでなく、ジェダイ勢力が必要としていた面白いひねり（チームの全体復活など）も新たに加えられたはずです。

通常スキル: 他に選択肢はない

最終テキスト: ターゲットに物理ダメージを与え、HPを30%回復する。この攻撃でダメージを与えた場合、ジョリーの他のスキルのクールダウンが1減少する。

特殊スキル1: やってくれ（クールダウン3）

最終テキスト: 指定した他の味方がアシストを行う。その味方をジョリーの最大HPの30%分回復し、他の味方ジェダイ全員もその半分量回復する。

特殊スキル2: かなり悪そうだ（クールダウン5）

最終テキスト: (ゼータ)指定した味方の弱体を全て解除し、その味方のHPが40%回復する。戦闘不能になった全ての味方ジェダイをHP80%で復活させ、5ターンのクリティカル耐性を付与する

開発者コメント: このスキルでジョリー・ビンドの真価が発揮され始めます。ジェダイはゲーム最初期から回復能力に長けていました。さらにバリス・オフィーのゼータスキル追加によってパッシブ回復効果も充実しましたが、復活スキルの欠如がネックになっていました。「かなり悪そうだ」の登場により、指定した味方に対する強力な単体回復が初めて可能になりました。このスキルでは弱体の解除も行えるだけでなく、なんと戦闘不能になった全てのジェダイをHP80%で復活させることが可能です。復活したユニットは5ターンのクリティカル回避力上昇（100%）も得られるため、復帰後の生存確率が上がります。さらに、ユニークスキル「経験と知恵」の効果で指定した味方のプロテクション上昇も可能となり、バスティラのリーダースキル「イニシアチブ」と組み合わさることで、バスティラとジョリーはジェダイチームの大きな戦力となります。

ユニークスキル1: 邪魔をするな！

最終テキスト: ジョリーの抵抗力が100%上昇し、ターンメーター減少耐性が発生する。さらに、バトル開始時に、ジョリーの抵抗力の半分量のクリティカル耐性ボーナスを得る

開発者コメント: 優れたヒーラーは、雲行きが怪しくなってきた時にも攻め続ける力をチームに与えます。しかし弱体によって行動を制限され、ターンメーター減少を継続的に受けてしまうと、それも難しくなってきます。ですがこのスキルはジョリーにターンメーター減少耐性を与え、アップグレードごとに強くなっていく抵抗力上昇の効果もあるため、行動を制限される可能性を減らせます。この効果と「経験と知恵」によるHPブーストを利用することで、ジョリーは耐久性のあるヒーラーとなり、チームを回復して戦力をより長く維持できるようになります。

ユニークスキル2: 経験と知恵

最終テキスト: ジョリーの最大HPが30%上昇する。味方を指定するタイプのスキルを使用すると、その味方に対し、ジョリーの最大HPの30%分のプロテクション上昇を2ターンの間発生させる