ストームポイント

この吹き曝しの無人島もかつては栄えていた。絶景が広がるストームポイントは資源が豊富であったため、惑星ガイアで実施されたIMCによる初期探索の第一候補地となった。しかし、入植部隊はこの島が強烈な熱帯の嵐に見舞われることをすぐさま知ることとなり、入植地はスオタモ近郊に変更された。この街が発展を遂げる過程で、IMCは嵐を利用した発電施設「ストームキャッチャー」を建設し、電力需要に対応した。

IMCがアウトランズから撤退すると、ストームキャッチャーは荒廃。稼働するストームキャッチャーは1つのみとなり、資源も乏しくなった。それを知らない住民は、これらを破壊して部品調達の場とした。ストームキャッチャーが失われた結果、嵐は威力を増し、島は嵐に覆いつくされることとなった。シンジケート条約が締結されたことによりアウトランズに平和と秩序が訪れると、多くのストームキャッチャーが修復された。そして該当エリアで調査が実施され、未確認の入植地が発見されたものの、生存者なしということが判明。以後、この島は長年放棄され、盗掘を目的とする者や海賊たちが時折訪れるのみとなった。マーシナリーシンジケートがここに目をつけるまでは。

マーシナリーシンジケートはストームポイントに旧IMCの技術が導入されたこと、そして危険な野生生物が生息することを知っていた。だが、海に生きる巨大な怪物の声が旧IMCの防衛施設を起動させたそのとき、ここがどれほど危険な島なのかを初めて認識したのだった。潤沢なアイテムが眠るIMCの武器庫には今やスペクターが徘徊し、Apexゲームの出場者は新たな難題に直面することになった。

Map screenshot of the map, Storm Point.