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ニュース記事

Battlefield 6 - アンチチートのアップデート - シーズン1

2025年11月28日

「Battlefield 6」が公式にローンチされました。何というローンチだったことでしょう!記録破りのローンチからの最初の数週間で、世界中のプレイヤーが何百万回ものマッチをし、チート行為者との戦いについて多くの議論が交わされました。

過去のJavelinブログでは、私たちがマッチ影響率(MIR)と呼ぶものを通してチート行為を測定しているとお伝えしました。これは、特定のマッチで少なくとも1人のチート行為者がマッチに影響を与えたという確信の度合いです。これは、皆さんがプレイヤーとしてマッチでチート行為者に遭遇する可能性を示しています。私たちはアカウント停止などの執行数ではなく、この値を使って成功しているかどうかを判断することを好んでいます。私たちがチート行為者のブロック、キック、停止、禁止で忙しくしていても、皆さんのプレイ体験を守れなければ、あまり意味がないからです。これにより、チート行為者が既にチートを行ってマッチを台無しにした後に捕まえることに集中するだけでなく、そもそも影響を与えるのを効率的に防ぐことができるのです。

ここに、ローンチ後の週で全マッチの98%が公平かつチート行為者の影響が皆無だったことをお知らせします。つまり、平均のマッチ影響率(MIR)約2%に留まったわけです。つまり、「Battlefield」に飛び込んだプレイヤーのほぼ全員が、公平なプレイフィールドを楽しめたということです。

振り返り:オープンベータで学んだこと

BF6のマッチ影響率(オープンベータ)の図。2025年8月7~17日でマッチ影響率は7から2に落ち、小さなスパイクのみがある。

オープンベータでは、検知システムの調整、運用ワークフロー、互換性プロセスの最適化において非常に貴重な知見を得られました。私たちはこれらの知見をローンチに向けて強化し、これまでに皆さんが体験してきた安定性と強度に直接貢献してきました。

オープンベータを通じて、私たちはアンチチート技術と運用チームの実力を試す機会を得ました。

  • 120万件以上のチートの試みをブロックし、数万人のチート行為者を排除しました。さらには、リアルタイムでチートをライブ配信していた複数の自信過剰なチート行為者をアクセス禁止にしました。
  • 公平なマッチの数が飛躍的に増加しました。開始時には93.1%だったのが、最終日の終わりには98%に増加しました。
  • セキュアブートの適用率が62.5%から92.5%に増加しました。皆さんが迅速に対応してくださったことに感謝します。これによって、ローンチ時にさまざまな要素を自信を持って活用できるようになりました。この機能を有効化したプレイヤーの皆さんには、感謝の印として、戦車のデカールがゲーム内の受信箱に入っているはずです。

ローンチ以降:1か月目の結果と影響

BF6のマッチ影響率(1ヶ月目)の図。2025年10月10日から11月10日にかけて影響率は2–4で安定していて、小さな変動のみがある。

ローンチの週末中、EA Javelin Anticheatは367,000件以上のチートの試みを阻止しました。オープンベータの週末と比較すると少ないですが、追跡中のチート開発者の現在数とは一致しています。この数は、現在までに239万件のチートの試みの阻止へと増加しました。

これまで全PCプレイヤーのうち、PCでセキュアブートを有効化できないプレイヤーは1.5%に減少しました。皆さんのフィードバック、ファンケアチームの努力、主要なコミュニティー貢献者の参加により、残りのエッジケース(特殊な条件下で生じる問題)を解決していきます。セキュアブートはすべてのチート行為を阻止する最終手段ではありませんが、これ自体が障壁となり、他の障壁を有効化します。検出精度が向上し、チート開発者にとってそれぞれのステップが少しずつ困難になるのです。回避自体は可能です。回避不可能なものなどありません。ですが時にはプロですら忘れることがあるのは、その回避がまた多くの警報を引き起こすことです。障壁が迂回されても、それは私たちが常に監視していないというわけではありません。それはチート開発者の居所への足跡を残し、私たちがチートコミュニティー全体を叩き潰すための情報となるのです。

私たちは現在、チートに関連したプログラム、ハードウェア、ベンダー、再販業者、コミュニティーを合計190件認識し、複数回検出しています。ローンチ以降、そのうち183件(96.3%)が、機能障害、検出通知、ダウンタイム、またはチートの完全なオフライン化を発表しました。チート行為者が「未検出」と主張する動画は未だに出回っていますが、そのようなゲームプレイを見たとしても、既にアカウントが停止済みであるか、すぐにアカウントが停止される可能性が非常に高いです。チート行為者コミュニティーをうまく妨害できるのは、とても励みになります。ですが、悪意のある人々が私たちの防御に挑み、突破口を開く新たな方法を試しているのは認識しています。私たちはこのような新たな脅威を常に監視し、対抗する準備を整えていますが、初期の結果からは、多層的な防御戦略によってプレイヤーの皆さんにふさわしい公平な体験を提供できていることが示されています。

次のステップは?

対チート戦争は、まだ始まったばかりです。 今後の予定は次の通りです。

  • 追加のOSセキュリティ機能を検討する。
    • セキュアブート以外にも、TPM 2.0、HVCI、VBSといったセキュリティ機能が「Battlefield 6」の必要動作環境に含まれていることにお気づきの方もいるでしょう。これらの機能はオペレーティングシステムのセキュリティ機能であり、一般的にマシンで有効にしておくべき適切なセキュリティ対策です。これらを有効にしておくことで、セキュリティ要件を適用する必要が生じた際にも、「BF6」のプレイに支障をきたす可能性はありません。
  • チートハードウェアへの対策を実施する。
    • チートハードウェアの使用を理由にユーザーが利用停止処分を受けたという、EAからの連絡に関する記事やスクリーンショットを目にしたことがある方もいるでしょう。これらのほとんどはユーモアを交えたファン作品であり公式のものではありませんが、一抹の真実を含んでいます。チート行為は、方法にかかわらず禁止されており、既知のチート用ハードウェアの使用も例外ではありません。
    • 私たちは、自社開発の検知方法だけでなく、プラットフォームパートナーとの連携を通じて、これらのチートデバイスがプラットフォームを問わず、いかなる地域においても、プレイヤーベースに影響を与えないよう、その強化に取り組んでいます。
    • これまでアクセシビリティが原因でチートデバイスに依存してきたプレイヤーには、Xbox Adaptive Controller | XboxPlayStation向けAccessコントローラーといった純正周辺機器の使用をお勧めします。
  • 報告フローの改善
    • プレイヤーの皆さんからは、モードによってはゲーム内での違反行為やチート行為の疑いを効果的に報告するのが難しいというフィードバックが寄せられています。現在、よりシームレスな運用を実現し、ユーザーがチームに詳細な背景情報を提供できるよう、新しいフローと報告UIの更新に取り組んでいます。これにより、正確な報告に対して、より迅速かつ適切な対応ができるようになります。
  • 内部操作ツールの改善。
    • 内部ツールの効率と有効性を向上させることで、アナリストは検出の検証、チート報告の調査、チート行為者の動向把握をより迅速かつ正確に行えるようになります。私たちのツール群こそが、数多の新規チート開発者に対して迅速に対応し、検知してマッチへの影響を防ぐ手段を確保できる理由です。 
  • 機密。
    • 複数のチームが、Javelin、ゲームクライアント、サーバーなど、私たちの多層的なツール群全体にわたって、さまざまな新しいアンチチート機能と検知技術の開発に取り組んでおり、準備が整い次第、可能な限り迅速に導入を進めていきます。これらの新たなアクセス禁止措置については、適用方法が完全にテストされ準備が整い次第、詳細をお知らせしますが、現時点ではゲーム体験を台無しにしようとする悪意ある人々に手札を明かすことは避けたいと考えています。

先の道のり

チート開発者は進化を止めません。私たちもまた然りです。幸いなことに、フェアプレイは私たちが開発者としてもゲーマーとしても情熱を注いでいる分野であり、すでに長い間準備を進めてきました。そのうえで、チート行為の疑いがあるプレイヤーをゲーム内のチート報告機能を通じて報告するご協力をお願いいたします。これらの報告により追加のテレメトリデータが収集され、チート行為やチート行為者の調査時に重点的に確認すべきアカウントが特定されます。また、チート行為がプレイヤー体験に与える影響を正確に測定する上でも役立ちます。

くれぐれもフェアに戦いましょう。それでは、戦場でお会いしましょう。