ULTIMATE TEAM™アイコン

先駆者。Mia Hammを一言で表すならこの言葉に尽きる。女子世界年間最優秀選手の第1回の受賞者となり、さらに第2回でも受賞した。1991年にアメリカ代表として公式Women’s World Cupのトロフィーを最初に手にした人物でもある。1999年には、Women’s World Cupで2度の優勝を果たした初めての選手となった（その時点で、国際試合で女子サッカー史上最多となるゴールを決めている）。女性として最初に国際サッカー殿堂入りも果たしている。彼女は多くの試合で最初にゴールを決め、大事な瞬間に最初に頼れる選手、そして心から仲間を思いやれるリーダーでもあり、誰よりも先に仲間の選手を称えて勝利の栄光を分かち合う存在だ。Hammは優勝を果たしたり、不可能と思われるようなゴールを決めるたびにそれまでの常識を覆し、同世代のストライカーに影響を与え、女子サッカー選手の未来への道を切りひらいてきた。アイコン的存在。Mia Hammを一言で表すならこの言葉に尽きる。

年間最優秀選手の受賞は、時代を象徴する選手の多くにとって最大の名誉となる。BIRGIT PRINZはそれを3年連続でやってのけた。Prinzは10年以上にわたってドイツサッカーの頂点に立ち、2001年から2008年のドイツ年間最優秀選手賞を毎年獲得し、フランクフルトを6度のフラウエン・ブンデスリーガ制覇や、8年間で6度のドイツカップ優勝に導いた。彼女は毎年のように新しいゴールデンブーツの名誉を手にし、ゴール前での圧倒的なプレイで長年にわたってクラブと代表の得点王に君臨した。彼女は16歳で代表としてのキャリアをスタートさせ、デビュー戦でゴール（試合でも勝利）を決めると、その後は破竹の勢いを見せた。1995年のEuropean Championshipsでゴールを決めて優勝を掴み、2003年にはゴールデンブーツに輝いたパフォーマンスでWorld Cupを制し、2007年にはキャプテンとしてドイツをワールドカップ2連覇に導いた。メジャーな国際大会のトロフィーを獲得することは、多くの時代を象徴する選手にとって最大の名誉となる。Birgit Prinzは7回も優勝している。

Homare Sawaは史上最も道を切り開いたサッカー選手の一人だ。彼女は輝かしいキャリアの中で20回以上の優勝をつかみ、それぞれの栄光は実に先駆的な方法で獲得したものであった。12歳にしてプロとして初シーズンを制して初のリーグタイトルを獲得し、13試合に出場して5ゴールを決めている。また、15歳にして初めて日本代表として国際試合に出場したのもさることながら、そこで4ゴールを決めてみせた。年間最優秀選手賞、11回のリーグ優勝など、歴代最高のサッカー選手の一人として広く知られている彼女は、時代を象徴する選手にしかできないことをやり遂げ、キャリアの早い段階で大きな期待に応えてみせた。そして彼女は日本の最多出場数記録（205回）と最多ゴール記録（83ゴール）を持つ選手として引退する前の2011年に、キャプテンとして日本を史上初のWorld Cup優勝に導き、大会最優秀選手としてサッカー界で最も栄誉あるトロフィーを母国に持ち帰った。Sawaは、これまで誰も成し得なかったことをやってのけたのだ。

Kelly Smithをトップに置いた布陣にすれば、1-0のリードで試合を始めるのと同じことである。イングランド歴代2位の得点王である彼女は、黄金期の5年間には1試合平均1ゴール以上得点した。ディフェンダーを稲妻の如く抜き去り、ゴールキーパーは自分の頭上を越えていくボールをなす術もなくただ見送る以外になかった。また、Kelly Smithをトップに置いた布陣にすれば、さらなる優勝を狙えることも意味する。彼女は輝かしいキャリアの中で、栄えあるイングランドリーグ優勝を5回、FAカップを5回獲得した。Smithが時代を象徴する選手として不動の地位を築いた2007年、彼女はUEFA Women's Cupでチームを優勝に導くと、その年に出場したすべての大会で優勝を果たし、「4大会制覇」というサッカー史で二度と起こりえない偉業を達成した。