「Dead Space」の世界
「Dead Space™」のSFの世界の歴史を掘り下げて、キャラクターたちを知り、USGイシムラについてもっと学びましょう。
ゲームが始まる前に
資源戦争から生まれ変わった地球へ
23世紀、人類は環境崩壊、政情不安、資源不足の地球から逃れるために、宇宙に目を向けました。大胆な開拓者や裕福な企業は、新しい世界にコロニーを設立し、急速な宇宙進出を始めました。
しかし、宇宙開発では状況が打開されなかったのです。2440年代初頭、地球とそのコロニーは資源の採掘速度よりも早く資源を消費していきました。残された資源を求めて資源戦争と呼ばれる血塗られた星間戦争が勃発し、絶滅の危機がさらに近づいていったのです。
地球最大のエネルギー企業であるコンコーダンス・エクストラクション・コーポレーション(CEC)は、新型の宇宙船を開発しました。惑星全体を破壊することができる、光速以上の速度での移動を簡易化させた「プラネットクラッカー級」の宇宙船です。USGイシムラという船は惑星を丸ごと効率的に採掘することができ、資源戦争はすぐに終わりを告げました。
やがて、熟練の星間採掘クルーによって運営されていたCECのプラネットクラッカー級の船は、地球に安定した資源を供給するようになりました。人類は宇宙でも繁栄し始め、ユニトロジー教会のような新しく影響力のある派閥も生まれました。
時代は2508年へ。60年以上にも渡り活動を続けて来たUSGイシムラは、最後のミッションとして、100年以上もの間不自然にも手付かずだった鉱物が豊富な惑星イージスVIIの採掘に挑みます。
コンコーダンス・エクストラクション・コーポレーション(CEC)
「人類を未来へ導く力」
地球に本社を置くコンコーダンス・エクストラクション・コーポレーション(CEC)は、深宇宙採掘のマーケットリーダーであり、宇宙全体で最大手企業の1つです。CECは多くの採掘、抽出技術を開発してきましたが、最も顕著な成果は、惑星を丸ごと破壊して原料を採取できる「プラネットクラッカー級」の宇宙船の開発です。
CECも貴重な船を1隻以上失った、ワナト災害としても知られる大規模な死亡事故もあったことで惑星採掘には賛否両論あるものの、その資源が人類を救ったことも事実です。地球とコロニーの資源が枯渇し、資源戦争と呼ばれる残された資源を巡って血なまぐさい戦いが始まっていたのです。しかし、USGイシムラをはじめとするCECの艦隊は人類を崖っぷちから立ち直らせるだけの資源を提供し、現在では資源戦争は終結しています。
現在も、CECの採掘事業は人類の発展を支え続けています。CECが制限区域で違法な採掘を行っているという噂は絶えませんが、同社の影響力と豊富な資金力により、批判的な意見はほとんど聞かれません。
「地球政府:良い事が起きている」
地球政府コロニー同盟(地球政府)は、地球とそのコロニーを統治する団体です。人類が地球外に進出した当初は、ソブリン・コロニーと呼ばれる組織が統治を行っていたものの、資源戦争の強力な分離主義者の圧力によりソブリン・コロニーは崩壊し、代わりに地球を本拠地とする政府が2314年に設立されることになりました。
行政、警察、貿易監視、地球政府の戦闘部隊に加え、地球防衛軍(EDF)は防衛と交通管制のオペレーションを担っています。EDF軍の駆逐艦は、地球政府の重要拠点を防衛し、離れた場所をパトロールする役割を持っています。その戦闘部隊は海賊たちやその他の悪党に無慈悲に対処することで知られています。
地球政府は、スパイ行為や秘密の実験を行っていると非難されることが多い組織です。地球政府は未開拓の惑星や制限区域を管理下に置いており、中にはソブリン・コロニー時代から立ち入り禁止になっている研究施設もありますが、その全貌が明らかになることは無いのかもしれません。
「アルトマンに栄光あれ」
予言者マイケル・アルトマンによって2215年に設立されたユニトロジー教会は、宇宙全体に信者を持つ宗教団体です。教会は信じられないほどの富と政治力を持ち、多くのコロニーでユニトロジー教が主流の信仰となっています。
ユニトロジーは地球のチクシュルーブ・クレーターで発見された宇宙生命体がもたらした謎の物体、「ブラックマーカー」に触発された団体であることを教会は主張しています。このブラックマーカーの存在は地球政府によって隠蔽されていたと言われていますが、ユニトロジストによるとブラックマーカーには人類の進化と永遠の命の秘密が隠されているそうです。マーカーの研究を介して得られた知識は、今やユニトロジーの教えの基礎となっています。死は始まりに過ぎず、ブラックマーカーの知識によって死者と生者が再会し、人類は神性なものへと昇華することができるという教えです。
多くの人がユニトロジーの教えを受け入れて生活していますが、教会は秘密を守るためなら武力行使も辞さない冷酷なカルト教団に近い団体と批評する者もいます。信者は死後、財産だけでなく自身の体までをも寄付することが求められます。一線を越えた信者やユニトロジーの教えに疑問を持つ信者は、精神的苦痛を強いられる「魂の浄化」を受けることが余儀なくされます。また、教会は巨大な深宇宙艦隊を有し、信者の遺体を目的不明のままどこかに保存していると主張する者もいます。
キャラクター
USGケリオンと、不運に見舞われたUSGイシムラのクルーについてご紹介します。
アイザック・クラーク
シップシステムエンジニア、CEC
ニコール・ブレナン
専任医務官、USGイシムラ
ザック・ハモンド
セキュリティ主任、CEC
アイデン・チェン
セキュリティ担当者 / パイロット、CEC
ヘイリー・ジョンストン
セキュリティ担当者 / 2IC、CEC
ケンドラ・ダニエルズ
コンピューターアナリスト、CEC(契約)
テレンス・カイン
最高科学責任者、USGイシムラ
マシアス艦長
船長、USGイシムラ
チャールズ・マーサー
第二科学主任、USGイシムラ
アイザック・クラーク
アイザックは宇宙船や産業システムの修理を専門とする経験豊富なエンジニアです。同僚から慕われ、信頼されているアイザックは、型破りでありながら巧みな技術的解決策を取ることで定評があります。USGイシムラの修理ミッションは、アイザックに、同船しているガールフレンドであるニコールと再会する機会を与えました。
ニコール・ブレナン
ニコール・ブレナン博士は、神経精神医学の学位を持つ実力のある医師です。アイザックに後押しされ、ニコールは半年前にUSGイシムラの医療チームに加わります。彼女は患者に対しての思いやりと正義感が非常に強く、ユニトロジー教会の信仰がいかに危険なものかを実体験上知った上で、イシムラ船内でユニトロジストと衝突してきました。
ザック・ハモンド
ハモンドはUSGイシムラの修理チームを率いる、プロフェッショナルで模範的な人間です。一部にはルールにうるさい会社人間として認識されているものの、ハモンドの下で働いたことのある者は、彼が部下を気遣う優しさを兼ね備えていることを知っています。
アイデン・チェン
ハモンドのセキュリティチームからの信頼が厚く、USGイシムラの修理クルーの輸送を担当する経験豊富なパイロットです。穏やかで明るい雰囲気とは裏腹に、チェンは警備員としての高い技術とプロ意識を持っています。
ヘイリー・ジョンストン
ジョンストンはハモンドの部下として長年仕えてきており、重火器や暴動鎮圧を専門としています。USGイシムラは辺境の地にあるため、道中で海賊に襲撃された際にチームを守るのがジョンストンの主な仕事となります。
ケンドラ・ダニエルズ
ケンドラはコンピューターシステムの診断とハッキングの専門家で、USGイシムラの修理ミッションを支援するためにチームに割り当てられました。ケンドラは過去にCECから請負業務を行ったことがあるものの、アイザックとハモンドのチームとは今回が初めての任務となっています。CECの社風を嫌っており、自分のやり方で仕事をするのを好みます。
テレンス・カイン
カイン博士は良心的な人物として尊敬され、科学者としての役割と、ユニトロジーへの敬虔な信仰を両立する人物です。妻アメリアの死後、宗教に慰めを見い出し、科学的知識を利用してユニトロジーに隠された謎を解き明かしてきました。
マシアス艦長
ベンジャミン・マシアス艦長は、イージスVIIでのUSGイシムラの最終惑星採掘任務の監督者です。マシアスは愚か者が耐えられない現実主義者であり、教会への義務とイシムラの艦長としての責任を同等に扱う、かなり熱心なユニトロジー信仰者です。
チャールズ・マーサー
イシムラの科学研究所と医学研究所の両方で活躍する、魅力的な才能を持ったユニトロジストです。マーサー医師の型破りな「治療」と患者への対応から、ニコール・ブレナンと衝突することになります。マーサーは偉大なことは決して従来の方法では達成できないと考えています。
USGイシムラ
全長:1.6 km
竣工:2446年3月07日
就航:2446年6月09日
CEC艦隊の旗艦であるUSGイシムラは、強力な重力テザーで惑星を粉々にし、その結果発生する小惑星を採掘し、船内で鉱石を処理する能力を備えた初のプラネットクラッカー級の船。その名前は、光速よりも速く移動できるショックポイントドライブの発明者であり、天体物理学者のヒデキ・イシムラが由来となっている。ドライブを始めて装備した惑星航空艦のうちの1隻でもある。この船は、人類史上最高の実績の1つとして考えられている:イシムラの集めた資源が無ければ、地球とそのコロニー群は未だに資源戦争を続けていたことであろう。
イシムラは就航以来、62年間に渡り34回もの惑星採掘を完了し、14兆キロトンもの鉱石類を採掘してきた。採掘デッキに加え、イシムラには完全な水耕栽培の設備、医療ラボ、健康とレジャー関連の施設が備えられており、1000人を超えるクルーを収容できる長期深宇宙での運用に適した船となっている。
しかし、今まで献身的な働きを見せてきたイシムラにも終わりは来る。CECは2509年にプラネットクラッカー級の廃止を計画している。一方、イシムラは最終ミッションとして宇宙の辺境にあるイージスVIIの採掘へと派遣された。
武器
ネクロモーフに対抗するために必要な、再利用(アップグレード可能)なツールの詳細をチェックしましょう。
人類はここで終わる
2023年1月27日発売。USGイシムラの謎を解き明かそう。
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