「FIFA 19」タイトルアップデート #3

はじめに：
FIFAファンの皆さん、こんにちは。

タイトルアップデートが行われるたびに、変更点について詳細をお伝えできるよう努力を続けています。そこで、今回のピッチノートでは「FIFA 19」のタイトルアップデート第3弾に関する詳細をお伝えします。タイトルアップデートはPC版で実装されており、近々Xbox One版とPlayStation®4版でも実装される予定です。

今回のタイトルアップデートで行われる変更点の全リストは、 こちらの記事をご覧ください。

ゲームプレイ

今回のタイトルアップデートでゲームプレイに関する様々な変更や修正が加えられました。こちらのピッチノートで、その重要事項を取り上げて詳細をお伝えします。

シュート：

ダイレクト高精度シュート：
プレイヤーの背後から飛んでくるボールに対する、ダイレクト高精度シュートの精度に調整が加えられました。こうしたキックはエラー要素の影響を受ける確率が高くなりました。そのためシュートの精度、スピード、回転数が落ちる可能性が高くなります。

調整による影響をもっとも強く受けるのは、プレイヤーの真後ろ（180度）からボールが飛んできた場合です。ボールが入ってくる角度に応じて、影響の大きさが変わります。変更による影響を受けるのは、135度から225度の間から入ってくるボールだけです。下の図は、今回の変更で影響を受ける角度を表しています。0度は、プレイヤーの正面を意味します。

こうしたキックが今回の変更でどのような影響を受けるのか理解していただくため、タイトルアップデート前と後で、Kevin De Bruyneが高精度シュートを100回行った例を用意しました。180度からボールが入ってきた場合と、135度からボールが入ってきた場合をそれぞれご確認ください。青い線は、シュートが枠に飛び、キーパーによってセーブされたかゴールとなったボールの軌道を示しています。赤い線は枠に飛ばなかったボールの軌道を示しています。

180度からボールが入ってきた場合

以下の例を見ると、タイトルアップデート後はミスキックが多く、ボールの軌道が分散していることが分かります。

タイトルアップデート前： 

タイトルアップデート後：

135度からボールが入ってきた場合

以下の例を見ると、ボールが135度から入ってきた場合、タイトルアップデートの前と後で違いがほとんどないことが分かります。ボールが180度から入ってきた場合と135度から入ってきた場合を比較することで、変更による影響の大きさが角度によって異なることを理解していただけたはずです。

タイトルアップデート前：

タイトルアップデート後：

ディフェンダーのプレッシャー

シュートを打とうとしているプレイヤーが受ける、ディフェンダーのプレッシャーに調整をいくつか加えました。

正面に立つディフェンダーのプレッシャー

シュートを打つプレイヤーが、正面に立つディフェンダーのプレッシャーを十分受けていない問題により、本来とは異なる成功確率でシュートが打たれていました。以下の例は、Romelu Lukakuがタイトルアップデート前と後にシュートを100回打った場合です。タイトルアップデート後のほうが、シュートの精度が落ちていることや枠をはずしていることが分かります。

タイトルアップデート前： 

タイトルアップデート後：

背後に立つディフェンダーのプレッシャー

シュートを打つプレイヤーが、背後に立つディフェンダーのプレッシャーを受けすぎている問題により、本来よりシュートの成功確率が低くなっていました。以下の例は、Romelu Lukakuがタイトルアップデート前と後にシュートを100回打った場合です。タイトルアップデート後のほうが、シュートが枠に飛んでいることや、その位置から放ったシュートの精度が全体的に高まっていることが分かります。

タイトルアップデート前： 

タイトルアップデート後：

ポスト付近を狙った正確なシュート

ディフェンダーのプレッシャーがない、あるいはバランスを崩していない簡単な場面でプレイヤーがシュートを打とうとする際にポスト付近を狙うと、本来よりも精度を欠いてしまう問題がありました。そこで、こうしたキックがミスになってしまう確率を減らす調整をいくつか加えました。以下の例は、Neymar Jrがタイトルアップデート前と後に簡単な場面でシュートを100回打った場合です。タイトルアップデート後は、軌道の分散がずっと小さくなり、このような場面のシュートが効果的になっていることが分かります。

タイトルアップデート前： 

タイトルアップデート後：

ゴールキーパー：

ゴールキーパーが期待通りに動かない問題が多数確認されたため、修正を加えました。パッチノートより、修正された問題を引用します：

• キーパー操作時、ボールを拾おうとしていたのに、稀に前方に蹴りだしてしまっていた問題。
• ペナルティエリア内で上げられたクロスやキーパーに近いボールに対して、キーパーがほとんどダイビングしなかった問題。
• PK戦で直接向かってくるボールや近い位置に飛んできたボールに対し、キーパーが稀に反応しなかった問題。
• 強く入力したにも関わらずキーパーの最初のロブパスが稀にソフト/低すぎてしまい、相手チームにボールを奪われる結果になっていた問題。
• フリーキックでユーザーが操作する選手がキーパーを押しのけることができていた問題。

FIFA Ultimate Team

前回のタイトルアップデートに引き続き、プレイヤーが試合を見つけやすくなるようDivision Rivalsの試合前のフローの改善を行っています。今回のタイトルアップデートで変更された点を、パッチノートから転載します。

• Division Rivalsの試合前のフローに変更を加え、試合を見つけやすく改善しました。
  • ホーム/アウェイ問わず、以下の画面で自チームは常に左側に表示され、対戦相手は常に右側に表示されます：
    • チーム選択画面。
    • ユニフォーム選択画面。
    • 試合プレビュー画面。
  • ユニフォーム選択画面では、両チームともデフォルトでホームユニフォームが設定されます。
  • チーム管理画面で、自チームのロゴが画面右側に表示されます。

固有フェイス

今回のタイトルアップデートで、50種類の新たな固有フェイスが追加されます。そのうち48種類が選手、2種類が監督の固有フェイスとなっています。これらの固有フェイスがゲーム内に反映されるのはサーバーが稼動してからになります。各プラットフォーム、タイトルアップデートのリリース直後に稼動する予定です。Twitterで@EASPORTSFIFAをフォローして最新情報をチェックし、固有フェイスがゲーム内に反映される日程をご確認ください。

ゲーム内の新たな固有フェイスをいくつか紹介します。

新たに追加される固有フェイスの全リストは以下で確認できます。

「FIFA 19」のフィードバックをいつも寄せていただけるコミュニティの皆さんに感謝申し上げます。今回のタイトルアップデートに関する話し合いを続けるためにフォーラムに参加して、皆様のご意見をお聞かせください。

Gabriel Zaro、Joel Doonan、FIFAチーム

ゲームチームのメンバーが語る「FIFA 19」の解説に興味がある方は、ピッチノートページをご覧ください。

ご注意ください：この記事は、PlayStation®4、Xbox One、PC版「FIFA 19」における、パッチ #3によるアップデートの実装内容を一般的な言葉で解説したものです。皆様のゲームプレイ体験向上のために引き続き改善を行っていきます。今後ゲームに調整を加えた場合、この記事の内容が当てはまらなくなる場合があります。

「FIFA 19」はPlayStation®4、Xbox One、Nintendo Switch、PCで好評発売中。 

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