FIFA 18 eWorld Cupグランドファイナルロンドン大会は、Mossad “Msdossary” Aldossaryが優勝

FIFA 18 eWorld Cupグランドファイナルロンドン大会は幕を閉じました。他の出場者を圧倒し、栄冠に輝いたのはサウジアラビアの18歳、Mossad “MSdossary” Aldossaryでした。Team Rogue所属のプロがトロフィーを掲げた時、彼の背中には母国の緑の旗が揺れ、彼は微笑みながら、アリーナで歓声を挙げるファンの前でトロフィーにキスをしました。

最終日のMsdossaryは絶好調でした。最後の3セットを無失点で終え、FIFA eWorld Cup Championの栄誉と賞金$250,000 USDを獲得しました。

試合後のインタビューで、彼は「ロンドンに来る前は、ひたすらトレーニングを続けました。チャンピオンになれるかどうかは、考え過ぎないようにしていました」とEA SPORTSに語っています。「最終日が一番重要でした。2日目を終えて、翌日の決勝しか残っていない時が一番難しく感じました。その時点で100%集中できていた人は、誰もいないかもしれません」

「FIFA 18」のトーナメントでMsdossaryが優勝したのは、これが初めてではありません。FUTチャンピオンズカップマンチェスター大会を4月に制覇しています。その時にプレッシャーが掛かる状況を体験したことが、最終的に優勝をもたらしました。

彼の相手はベルギーのStefano “StefanoPinna” Pinnaでした。ECV Esportsに所属するFIFA競技ゲーミングのニューカマーで、決勝までの戦いは印象的でしたが、最後のMsdossaryとの戦いでは1ゴールも挙げられませんでした。

最終戦と準決勝を含む、3日目の模様をお届けします。

最終戦まとめ

Msdossaryは、ファーストレグの前半に何度か絶好のチャンスを迎えました。こうしたチャンスの中には、StefanoPinnaが奇跡的に防いだ速攻も含まれます。Msdossaryは前半に1ゴールを決め、StefanoPinnaはチャンスメイクに苦労しました。

素晴らしいポゼッションの数々から、Msdossaryは追加点を決めて2-0でリードすると冷静にボールを動かし、ペナルティエリアにクロスを入れてヘディングを決めました。Msdossaryはファーストレグを支配しました。これがPlayStation®4のレグだったことを考えるとより印象的です。彼が大会を制覇したのは、得意としているXbox Oneディビジョンでした。

セカンドレグはStefanoPinnaの2点ビハインドでスタート。互いに攻め合いながらゴールがないままでしたが、30分に均衡が破れました。Msdossaryがゴールを決め、合計スコアは3-0。セカンドレグ前半40分の時点で、サウジアラビア人プレイヤーのボール支配率は64%に達していました。

StefanoPinnaにとっては残り時間が少なくなり、ゲーム終盤の速攻によるチャンスさえも逃しました。Msdossaryは試合終了直前にゴールを追加し、4-0で勝利しました。   

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準決勝

FIFA eWorld Cupグランドファイナル2018最終日を観戦するため、O2 Arenaにはたくさんの観衆が集まりました。世界中にいる「FIFA 18」のプレイヤーのうち、残っているのはわずか4名です。残った試合はわずかに3試合。$250,000 USDの賞金と、「FIFA 18」ワールドチャンピオンの栄誉がかかっています。

Xbox Oneディビジョンでここまで残ったのは、サウジアラビアを代表するTeam RogueのMossad “Msdossary” Aldossaryと、マルタを代表するフリーのKurt “kurt0411” Frenchです。

PlayStation®4ディビジョンで残ったのは、ベルギーを代表するECV Esportsのプロ、Stefano “StefanoPinna” Pinna と、デンマークのプロであるマンチェスター・シティ所属プロ、Marcus “Marcuzo” Jorgensenです。

3日目に進んだ4人のプレイヤーは、1日目と2日目の厳しい戦いを潜り抜けてきました。グループステージ、ノックアウトステージ、準々決勝を突破したのです。耐久力とスタミナは、世界トップクラスのサッカー選手に欠かせない重要な要素です。プロの「FIFA 18」競技者にとっても、それは変わりません。

準決勝 – Xbox One ディビジョン

試合前は、2日目の好調からkurt0411が有利と目されていました。彼はこの大会の出場者の誰よりもゴールを決めており、その中にはグループステージ最後の2試合と、ノックアウトステージや準々決勝を含めた4セットの試合で決めた合計47ゴールも含まれます。

しかし、Msdossaryに負けるつもりはありませんでした。kurt0411が2-1でリードしたファーストレグの前半終了間際、Msdossaryは45分のゴールで相手の勢いを奪いました。このゴールが、試合の流れを大きく変えるターニングポイントとなったのです。

Msdossaryが攻撃を止めた訳ではありませんでしたが、見事なボールキープを続けてボールを渡しませんでした。彼はそのまま2点を決め、最終的に合計スコア8-3でkurt0411を破りました。セカンドレグはマルタ人プレイヤーを完封し、グランドファイナルに進出しています。

準決勝 – PlayStation®4 ディビジョン

ここ数年、FIFA競技ゲーミングの世界で急上昇してきたマンチェスター・シティのMarcuzoは、金髪をなびかせて颯爽とステージに登場しました。

Marcuzoと次のステージで対戦するのは、大会のニューカマーであり、この時点までで唯一無敗という素晴らしい成績を残しているStefanoPinnaです。

Marcuzoは美しいゴールを次々に決め、ファーストレグ開始早々に2-0でリードしました。StefanoPinnaは決定的なペナルティキックに失敗。相手が見事な読みを見せてセーブを成功させました。ファーストレグの85分、ベルギー人プレイヤーはようやく得点を決め、1-2でセカンドレグに突入します。

この試合は、見逃せない緊迫した試合となりました。

互いに得点が決まらないまま時間が過ぎましたが、Marcuzoがカウンターアタックからチャンスを活かします。ペナルティエリアのすぐ外から、素晴らしいシュートを突き刺したのです。Marcuzoは拳を突き上げました。

StefanoPinnaは何度か絶好のチャンスを逃しましたが、ハーフタイムの前にようやくゴールを決め、Marcuzoのリードを3-2に縮めました。休憩中、Marcuzoは大画面でハイライトを眺めていました。どちらの出場者も、明らかに画面に釘付けになっていました。

再開後しばらくして、StefanoPinnaが同点ゴールを決め、O2 Arenaの観客は大きな盛り上がりを見せました。合計スコアは3-3となり、試合は延長戦へと突入します。

緊張感は高まりましたが、どちらも疲労の色は隠せませんでした。顔を拭い、水を飲みながら、再び集中しようとしていました。延長戦後半が残り8分になった時、StefanoPinnaは鮮やかなゴールを決めてリードを奪います。ベルギー人プレイヤーが激しく喜ぶ中、観客からも大きな歓声が上がりました。

一方、Marcuzoは明らかな落胆を見せていました。勝機が去ったことを理解していたのです。最後の攻撃がオフサイドとなった後、試合終了の笛が吹かれました。StefanoPinnaはPlayStation®4チャンピオンとなり、決勝でMsdossaryと対決することになりました。

-Matt Franciscovich (@MattFranchiseのTwitter

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この大会全体の様子は、下記からご確認ください: FIFA eWorld Cupグランドファイナル