突撃兵
2025年10月10日

コア戦略
突撃兵は分隊にとって、サッカーチームのストライカーのようなもの。彼らの任務は、目標プレイを通じたものであれ、相手をまっすぐ一掃することであれ、分隊のために積極的に点を稼ぐことだ。
表面的には、どんな状況にも対応できる攻撃ツールを備えたこの派手な一匹狼は、「最強」に見えるかもしれない。ただし、ハイライトリールに騙されないように。真の名プレイヤー、すなわち「無敗分隊」を決定付けるプレイヤーとは、規律正しく、計算高い戦術家で、仕事を果たすのと同じくらい確実に得点のチャンスを作り出すものなのだ。伝説の突撃兵は、敵の陣地奥深くまでオフサイドをすることは滅多にないものだ。数で劣勢になったときに無謀な攻撃をすることもなければ、目標を忘れてK/D値の改善に集中することもない。
むしろ、武器よりも間接的なガジェットである突撃用ハシゴや、展開ビーコン、各種のランチャーなどを使うことが、分隊のために勝利への道を切り開く鍵だと理解しているのだ。具体的には以下のとおり。
ガジェット
突撃用ハシゴ - 地味だが強力なこのツールを活用するには、マップの知識が重要となる。ハシゴとして使えば、屋根、高所の窓、背の高い遮蔽物など、高さの利がある敵を無力化できる。スロープとして使えば、亀裂や建物の隙間を越えることで時間を節約でき、特に屋上では建物から建物への導線として機能する。いずれにせよ、突撃用ハシゴは、君や、分隊、そしてチーム全体が歩兵として素早く移動するのに不可欠だ。
展開ビーコン - 突撃兵のツールキットの中で、間違いなく最も戦術的なガジェットである展開ビーコンは、敵が簡単に破壊できない場所に設置すべきだ。展開ビーコンをうまく使うための、次の優先ポイントは?分隊全員がスポーンして素早く影響を与えられるよう、目標のできるだけ近くに設置することだ。またビーコンは、敵が司令部に迫っているときに、敵戦線を突破するのにも使用できる。
ブリーチングランチャー - この持ち運び可能なランチャーから発射された投擲物は、接触と同時に対象に貼り付き、食い込み、閃光を伴う爆発を起こす。標準的な用途は、壁やドア、さらには床を壊して反対側の敵を混乱させることで、市街戦のシナリオにぴったりだ。敵に直接命中すると、小さな衝撃ダメージを与えた後に視界を奪い、敵にとっては不愉快な交戦の始まりとなる。
サーモバリックグレネードランチャー - 複数の方法でダメージを与えられる、進撃阻止ツール。着弾すると爆発し、炎で時間経過ダメージを与え、近くの敵の視界に影響を与えることで群衆制御を行う。目標や、制圧射撃で分隊を釘付けにしてくるような敵の集団を狙おう。「ガジェットマウント」アタッチメントをつけたメインウェポンに装備でき、素早くアクセス可能だ。
高爆発性ランチャー - 全スキルレベルのプレイヤー向けのガジェット。敵や建物に確実なダメージを与える(ただし工兵の武器ほどではない)。高爆発性ランチャーは、いざという時に、目標や敵だらけの部屋に爆風を巻き起こすことができる。このランチャーの攻撃が直撃すれば、確実にキルできる。「ガジェットマウント」アタッチメントをつけたメインウェポンに装備でき、素早くアクセス可能だ。
焼夷弾ショットガン - 焼夷弾バックショット弾を装填したボルトアクションショットガンであり、主な使い方は2つ。直撃した場合、至近距離でも自動的にキルにはならないが、標的をパニック状態にし、炎上させて時間経過ダメージを与える。地面に向かって撃つと小さな炎エリアを作り出し、その中に入ると敵は時間経過ダメージを受ける。狭い空間や目標での進撃阻止に便利だ。
追加のメインウェポン - もちろん、メインウェポンをもう1つ持ち運ぶのは、決して悪いアイディアではない。分隊内での役割を補い合うために、突撃兵の攻撃的な役割に踏み込もう。シグネチャー武器のアサルトライフルをメインとして使っているならば、我々からのアドバイスは、カービンやDMRで理想的な戦闘距離を増強すること、またはショットガンを使って近接した相手に手痛い一撃を与えることだ。
シグネチャーガジェット、特性、武器、投擲アイテム、トレーニングパス

シグネチャーガジェット - アドレナリン注射器:ダッシュを増強し、フラッシュグレネード、スタングレネード、焼夷弾、爆発ダメージを弱体化させる、オンデマンドのバフ。戦いが予想される前に使おう。あるいは、乗り物が使用できない場合の地上移動にも役に立つ。これをナイフの装備と組み合わせて使い、地上での移動速度を最大化しよう。
シグネチャー特性 - ミッション重視:M-COMの爆薬武装・解除を含め、目標達成までの時間が短縮される。戦闘状態のクールダウンが短縮され、分隊員がより早く自分から再出撃できるようになる。
突撃兵はこの特性を持つため、メイン目標達成のためのプレイヤーの候補となる。目標との接触や確保が素早いのはそれだけで便利だが、分隊メンバーを他の兵科よりも高速に出撃させられることは、必要な増援を獲得するのに不可欠だ。交戦の間には休憩が必要とはいえ、クールダウンが短縮したことで、味方が援護のために出撃する信頼性が高まる。
シグネチャー武器 - アサルトライフル:この兵科の汎用性を活かした武器。命中精度を重視したアサルトライフルを使用する際、機動力のペナルティが低下する。または、「ダッシュしながら射撃」のメリットが複数ついたアサルトライフルを、「ラン・アンド・ガン」作戦の怪物へと変貌させる。
武器制限エクスペリエンスでは、突撃兵はアサルトライフルを使用すると「オールラウンド」な兵士となるが、特に有利となるのは中距離戦闘(12~50メートル)だ。
アサルトライフルに関する詳しい情報は、装備と武器ガイドをチェックしよう。
シグネチャー投擲アイテム:コンカッショングレネード - 敵の動きを鈍らせることで、戦闘開始時に有利となる。不快な音もボーナスとしてついてくる。コンカッショングレネードは、目標や狙撃台に隠れて動かない敵にも有効だが、突撃(または逃走)している敵を狙い撃ちして、動きの遅い標的にすることで、相手の戦いを台無しにできる。
シグネチャー投擲アイテム:フラッシュグレネード - 敵との交戦を開始する際の、ひと味違った選択肢。明るい光と高音ノイズで敵を混乱させる。争奪戦中の目標や、敵の窓や死角からこれを投げつけ、追撃してキルしよう。
アクティブ能力 - 分隊集合:自分と近くの分隊メンバーは、一時的にアドレナリン効果を得る。キルを重ねることで、自身への効果時間を延長できる。
これで分隊が無敵になるわけではない。そうではなく、アドレナリン注射器の恩恵を、自分と数メートル以内にいる全分隊メンバーに与える。目標に向かって最後の一押しが必要なときや、敵陣地の奥深くに囚われたときなど、マッチの重要な局面で使おう。
前線兵
パッシブ能力 - アドレナリンラッシュ:自分の位置に出撃した分隊メンバーは、数秒間アドレナリン注射器の効果を得る。この効果は、自分の展開ビーコンに出撃した自分や分隊メンバーにも適用される。
前線兵として、他のどの兵科トレーニングパスよりも早く、分隊メンバーの増援を獲得できる。敵の戦線を越えて進みすぎるのは避けるべきだが、分隊が自分の位置に素早く出撃できることがわかっているのだから、目標に向かって多少積極的に打って出てもよいだろう。展開ビーコンでは追加の効果が適用されるので、ビルドでこのガジェットを使いたくなるかもしれない。他のガジェットを使う選択肢もあるとはいえ、このトレーニングパスでアドレナリンラッシュを獲得できるのは見逃せない。
レベル1 - ソフトランディング:高所からの落下やジャンプによる衝撃を軽減する。
もう茂みを狙う必要はない。ソフトランディングでは、それなりに高い位置からのジャンプがずっと扱いやすくなり、そのため武器を一時的にしまって五点着地をするよりも、落下ダメージを受ける方が楽になる。これは突撃兵のアグレッシブなプレイスタイルに合致している。ただし、恥ずかしい死に方をしたくなければ、建物の屋上から落ちるような長距離の落下は避けよう。
レベル2 - 高速回復:パッシブのライフ回復が早く始まり、回復力が向上する。
一見「新規プレイヤー向けの罠」にも見えるが、学習ツールとしても素晴らしい。ライフは戦闘外で回復するので、戦いの間に回復時間を取りたくなる。 戦闘後は、隠れて数秒呼吸を整えてライフを回復してから、次の戦いへと突撃しよう。
突入隊員(突撃兵の任務でアンロック)
パッシブ能力 - 追加グレネード:より多くのグレネードを持てる。
フラッシュグレネードやスタングレネードと組み合わせることで、突入隊員は交戦の開始時や撹乱に威力を発揮する。一方、フラググレネードを使うならば、目標または小部屋にうまく狙って投げ込むことで、確実なダメージを与えられる。分隊メンバーの援護兵と連携して常に補給を行いつつ、敵に執拗にグレネードを投げ込もう。
レベル1 - 機敏:射撃時の移動速度ペナルティを軽減する。
「ラン・アンド・ガン」がお好みならば、突撃兵のトレーニングパスはこれを選ぶべきだ。メインウェポン(1つもしくは2つ)で、厳選グリップ、ストック、バレルなど、移動やエイムダウンサイトのペナルティをさらに軽減するようなアタッチメントを装備して、機動力を最大化してみよう。
レベル2 - 熟練のリロード:焼夷弾ショットガン、グレネードランチャー、ブリーチングランチャーのリロードが速くなる。
この究極のパッシブ効果は、3つのランチャータイプすべてに恩恵を与える。どの種類のグレネードでも、追加のグレネードや高速リロードの効果が付与されることによって、突撃兵の突入隊員は工兵の爆発弾薬に匹敵するほどの能力を発揮できる。分隊に対装甲工兵がいなかったり、破壊オプションがもっと必要な場合は、このトレーニングパスが、突撃兵の特徴である多彩さを維持しつつ、この役割を担ってくれる。ブリーチングランチャーでは、この恩恵によって、頻繁に部屋を一掃するような作戦においてショットガン用の弾を十分に確保できる。
いかなる武器、乗り物、装備の製造者も、このゲームと提携、このゲームを後援、または協賛するものではありません。