フェアな戦いを実現するために:「バトルフィールド 」の公式チート対策

「バトルフィールド 1」の発売以来、私たちが用いているチート対策システムと、チート対策としてセキュリティの中に導入されている「FairFight」について数多くの質問を受けてきました。この記事では、コミュニティーから寄せられている懸念の一部にお応えするとともに、安全なプレイ環境を生み出すために日々多くの努力がなされていることをご紹介したいと思います。
なお、この記事では、チート利用者やチートプログラム作成者に利用されることがないように、一部のチート対策の詳細について内容が意図的にぼかされています。ご了承ください。

プレイの現状:チート利用者の排除
過去半年、私たちは公式のチート対策を継続的に強化し、FairFightチームと密接に協力して、これまで以上にチート利用者の検出と排除が可能となるように務めてきました。10月だけでも、8,500を超えるアカウントに処分が下されています。以降、チート利用の発生件数は減少しています。チート対策は大きく前進しましたが、これで終わりとは考えていません。

FairFightのゲーム内メッセージの改善
「バトルフィールド 1」の古参プレイヤーなら、FairFightがプレイヤーに対応を実行する度に、ゲーム内にグローバルメッセージが流れていたことを覚えているかもしれません。チート対策が強化されたことで、FairFightのメッセージが他のゲーム内メッセージやチャットの妨げとなるようになってきました。そして、コミュニティーからのフィードバックに基づき、数か月前にFairFightによるメッセージ発信は無効化されました。ですが、この際の議論において、いくつかの検討事項が生じました。コミュニケーションをさらに続けることで、より明確で透明性のある、前向きな結論が得られる見込みです。
近々、新しい形のFairFightメッセージをご覧いただけるようになります。数時間ごとに、過去24時間のアクセス禁止(バン)情報をまとめたものを、ゲーム内で発信する形式となります。

プレイヤーに処分が下される状況とタイミング
公式では、上に紹介した10月のアクセス禁止強化以降、ソーシャルメディア上で、FairFightに誤ったアクセス禁止処分を下されたとの投稿が増えていることを確認しています。 ですが、私たちは、現在のチート検出方式による判定が正しいことに自信を持っています。チート開発者が、チート対策ツールに対するプレイヤーの印象を操作し、またゲーム開発元が提供する検出情報を利用するために行動している可能性が考えられます。
FairFightに関してよく見られる誤解に、高スキルのプレイヤーほど、高い戦績のために処分を受けやすくなるとの誤解があります。これはまさしく誤解で、スキルが高いためにアクセス禁止処分を受けることはあり得ません。
また、大変に申し訳ないのですが、私たちからソーシャルメディアや掲示板に投稿されたアカウントの処分に対する質問に回答することはできません。もし、処分が誤りと考えられる場合は、公式の対応窓口:https://help.ea.com/ja-jp/help/account/information-about-banned-or-suspended-accountsにお問い合わせいただくのが最善となります。

アカウントを守ろう:他のプレイヤーのためにも
EAアカウントでなされた活動は、そのアカウントの所有者が責任を負うことになります。お使いのアカウントのセキュリティ対策にかかる時間は、わずか数分です。後で後悔することのないよう、是非必要な対策を講じてください。強固なパスワードとログイン認証でお使いのアカウントを保護するための手順はこちらで確認できます:https://help.ea.com/ja-jp/help/account/how-to-maintain-account-security

最後に、チート利用者を報告される場合は、こちらのガイドが役に立ちます:https://forums.battlefield.com/discussion/91390/how-to-report-cheating-in-battlefield-1.
私たちは、ゲームのフェアなルールを欺くことを是とするプレイヤーを検知する新たな手段の開発に休むことなく取り組んでおり、必ずチート問題の克服に至れると確信しています。そして、DICEとEAのチート対策チームは、このゲームからチート利用者を排除し、皆さんに公正なプレイ環境をもたらすべく、日々努力を重ねています。コミュニティーの皆さんに満足いただける時まで、私たちは決して立ち止まりません。
引き続き、公式ソーシャルチャンネルと「バトルフィールド」フォーラムで、皆さんからのフィードバックをお待ちしています。直に返信を差し上げられないこともありますが、投稿されたメッセージには毎日目が通され、対策チームへと情報が上げられています。
チート対策プロデューサー、Sean Merson
DICEチート対策チーム