「A Way Out」発表
Hazelightのジョゼフ・ファレスがゲームと開発チームについて語る

こんにちは皆さん!
EA PLAYで「A Way Out」を発表できることはHazelightの全員にとって大変嬉しいことです。私も皆さんとこのゲームを開発したチームについて語れることにワクワクしています。
私は昔から物語を紡ぎ、語ることが好きでした。私は映画監督として作った物語を皆さんにお届けすることはできましたが、同時にゲームをプレイすることも大好きでした。ある日、ゲーム開発について教えている友人が、数週間、学生と共にゲームを作るプロジェクトに参加しないかと提案してきました。私はとても興奮して、その日の内に「Brothers – A Tale of Two Sons」の原案を作り上げました。
6週間、制作に打ち込んだ学生たちと私は、「Brothers – A Tale of Two Sons」のプレイアブルデモを完成させました。私はそれを持ってゲーム業界の色々な所でプレゼンを行い、最終的にStarbreezeが協力してくれることになりました。ゲーム開発では苦労しましたが、様々なことを学ぶことができました。その時点で既に6本の映画を撮っていたのですが、ゲーム制作に比べたらどれも公園で散歩するぐらい簡単なことでした。映画は物語を伝えるという点では素晴らしい手法ですが、ゲームを通じた双方向性のストーリーテリングにはさらに大きな可能性があります。
「Brothers – A Tale of Two Sons」のリリース後、チームと私は業界からの好意的な評価に圧倒されました。そして同時にプレイヤーからの熱い支持に誇らしさを覚えました。今後もゲームを作り続けようと決めた私は、「Brothers – A Tale of Two Sons」開発チームの中核メンバーと共にHazelight Studiosを設立しました。当初は12人程度で開発を始めましたが、この新作ゲームをより良い物にしたいという気持ちから、現在チームは40人強になっています。
Hazelightの使命は、人の心をつかむストーリーと、それを支える革新的なシステムからなるゲームを作ることです。私たちは、ゲームにはまだ誰にも発見されていないプレイスタイルや体験があると考えていて、それがHazelightのチームの原動力になっています。
第1作目となる「A Way Out」は、私と友人が、マッチアップして別れるまでの間だけ協力する体験ではない協力ゲームを模索していて生まれました。私自身が、独特な性格や動機を持つキャラクターが活躍する、魅力的な物語の協力プレイ型ゲームを欲していたのです。「A Way Out」はまさにそのような作品になりました。
このゲームは協力プレイだけです。オンラインでプレイすることもできますが、本質を体験したいのであれば、ぜひ現実の友達と、ソファに並んで座ってプレイしてください。「A Way Out」 は様々なゲームプレイを取り入れています。アクションから探索、運転、パズルを解くなど、様々な体験が含まれています。
また私たちは、2人のキャラクターの物語を展開させる上でも革新的な手法に挑戦しています。プレイヤーは、ゲームが全画面から分割画面へシームレスに移行する中で、ゲームのストーリーを体験していくことになります。基本的に、1人のプレイヤーがカットシーン中で、もう1人がゲームをコントロールしている状況もあり得ます。
EAのOriginalsプログラムに参加させていただいたことは素晴らしい体験でした。EAが私たちを信頼し自由に制作できる環境を用意してくださったお陰で、私たちが本当に作りたかったゲームを作ることができました。
「A Way Out」は2018年初めの発売を予定しています。皆さんに触れていただける時が楽しみでなりません。皆さんが体験したことのないエモーショナルな旅をお約束します。
Josef Fares
Writer/Director




HAZELIGHTの紹介
