ここEAでは、オンラインの悪質行為を減らし、願わくば完全に排除できるように、全従業員が全力で取り組んでいます。健全なコミュニティを育む取り組みの一環として、私たちは「健全なコミュニティを育むプレイヤー評議会(Healthy Communities Player Council)」を創設しました。これは私たちとともにオンラインの悪質行為を減少させる対策を考えてくれるプレイヤーのグループです。
過去数ヶ月間にわたって、私たちはオンラインの悪質行為を減少させるために私たちが行っている取り組みについてお話してきました。しかし、これは始まりにすぎず、私たちがEAの社内で話し合うだけでは十分でないことは十分に承知しています。これらの問題を解決するためには、ゲーム内で実際にこれらの問題に取り組んでいる皆さんと話をして、協力して誰もがそこに参加したいと思えるコミュニティを育むことが重要になります。
gamescomでのプレイヤー評議会のミーティング
この最初の会話の場が持たれたのはドイツのケルンで開催されたgamescomです。EAのゲームチェンジャープログラムから13名が参加して、gamescomでプレイヤー評議会の最初のミーティングが開催されました。このプレイヤーのグループにワールドワイド・カスタマーエクスペリエンス(WWCE)、EAセキュリティー、EAスタジオ、グローバル・アナリティクス&インサイトなど、EAで健全性や安全性の取り組みの中心となっている従業員が加わり、オンラインの悪質行為についての円卓会議を行いました。
オンラインの悪質行為はその名の通り「悪質」だ。誰にとっても不健全だ。当然ですが、ヘイトやハラスメント、暴力などの個人的な体験について人前で話すことは決して簡単なことではありません。そこで、参加者に自らの考えを自由に語ってもらえるように、初開催となった今回のミーティングは非公開で行いました。話し合われた内容:
討論会を通して、参加したプレイヤーたちは改善のためのフィードバックやアイデアを提供しました。EAアカウントに携帯電話やスマートフォンを利用した2要素認証を使うことでセキュリティーを高め、禁止処分や停止処分を受けたプレイヤーが直ちに新たなアカウントを作成することを困難にし、悪質行為の報告に対して措置が取られた場合はプレイヤーに通知するなどのアイデアが提示されました。また、今後もゲーム内により広範な文化的多様性を取り入れていくための方法についての提案や、AIを利用したチャットのモデレーションなどの技術的な要請も行われました。
プレイヤー評議会との長期的な協力体制
gamescom後も、プレイヤー評議会には私たちの悪質行為やチート行為への取り組みに協力してもらい、長期的な役割を担っていただきます。今後も一年を通して様々な機会やイベントでプレイヤー評議会に参加してもらい、EAの健全なコミュニティを育む取り組みに対して見識やフィードバックを提供してもらいます。今年のEA PLAYでの健全なコミュニティを育むサミットを始めとして、プレイヤー評議会とは四半期ごとにミーティングを行います。
プレイヤー評議会は、私たちが悪質行為やハラスメント、いじめと戦うためにプレイヤーと協力している手段のひとつにすぎません。あなたがEAのゲーム内やコミュニティ内でハラスメントを経験しているなら、公式のハラスメント報告ツールを使って出来事をEAに報告してください。EAはゲーム内でのヘイトを許しません。誰もが歓迎される環境を作り出すために、EAはあらゆる手段を使って全力で取り組みます。
詳細はEAのウェブサイトをご覧ください。この取り組みにもっと深く関わりたい場合や、プレイヤー評議会への参加を望まれる場合は、こちらからお問い合わせください。
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