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BATTLEFIELD LABS - 兵科システム - パート2

「Battlefield」コミュニティアップデートの画像。荒廃した都会を舞台に、瓦礫や炎に囲まれた兵士がいる。

本コミュニティアップデートでは、Battlefield Labsにおける兵科システムの現状について、早期のプレイヤーの感想も交えてご紹介します。

一部のシステムは、Battlefield Labsではまだ利用できませんが、ここでご紹介した内容は、兵科のアイデンティティを定義し、「Battlefield」史上最高の兵科システムを実現するために欠かせないものです。 

以前のシステムに戻す、または武器を限定に戻すという提案を目にしてきました。これを念頭に置きつつ、私たちのアプローチでは、新規プレイヤーとベテランプレイヤーを「Battlefield」の体験で結びつけ、チームワークを育み、私たちのシステムについて普遍的な理解を将来に向けて醸成することを目指していきます。

次なる「Battlefield」、特に兵科の改善のために、プレイヤーの皆様から多くのフィードバックやデータを収集しました。改善の中には、サーバー側で行ったバランス調整により、Battlefield Labsのテストで素早く実装可能なものもあります。他には、新しいツールやクライアント側のアップデートが必要なものもあり、時間がかかります。

Battlefield Labs によって、フィードバックに順次反応し、コミュニティと共にバランスを見いだしていきます。Battlefield公式Discordの「コミュニティアップデート」セクションより、皆さんのご意見をお聞かせください。これは「Battlefield」のコミュニティコラボレーションの新たなフロンティアです。ぜひ、皆さんもお試しください。

それでは始めましょう!

 

兵科システムのまとめ

パート1で述べたように、兵科について現在の目標は、「Battlefield」で分隊にいる各兵科の特徴を、プレイヤーが認識し、独自性を直感的に感じることです。相互に関連した一連のシステムと基本要素で構成され、戦場での役割を形作る一方で、その役割をどのように実行するかを自由にカスタマイズできるものを作ることです。

兵科システムの2つの要素、カスタマイズ性(武器のロードアウト、兵科ガジェット、トレーニングと投擲アイテム)と兵科を定義する要素(シグネチャー武器、特性、ガジェット、武器パッケージ)を描いた図。

兵科システムは、カスタマイズ可能と兵科の定義という、2つのメイン要素で定義されます。 

カスタマイズ可能要素では、プレイヤーは選択した兵科に期待される役割から離れることなく、役割の境界を押し広げることができます。兵科の定義要素は、「選んですぐに出撃できる」というプレイ性を強調し、兵科の独自性の期待を強化するよう設計されています。 

このコミュニティアップデートでは、斥候兵を基本の例として、特徴的な要素を詳しくご説明していきます。

 

トレーニングパスを選択

カスタマイズ可能要素:トレーニング

トレーニングは、各兵科のユニークな強さを強調するために設計されていて、戦場での役割を、影響力を高め戦略的なものにします。各兵科にはそれぞれ2つの異なるトレーニングパスがあり、装備をカスタマイズするときに1つを選択できます。パスでは一律のボーナスや特典を獲得でき、様々なモードで、チームワークのシナリオや目標でのパフォーマンスを向上できます。

トレーニングパスは3つのレベルに分かれています。

  • レベル0:トレーニングパスを選択するとすぐに利用できるパッシブ特典。
  • レベル1と2:選択した役割の向上を目的とした、強化された特典。チームプレイの進行とスコアXPを通じてのみ獲得可能です。
  • レベル3:マッチ中に自分自身、チーム、または戦況に利益をもたらすための、1回限り手動で使用可能なアビリティ。
    • 斥候兵の場合、これは、ダメージを与えることが可能なUAVをマークした位置に呼び出し、パッシブなスポッティングを行うスキルです。使用後再び使えるようにするには、チームと協力を続けて、十分な進捗を達成することが必要です。

チームワークに取り組んだり、モード特定の目標をこなす際、選択したパスの各レベルに合ったボーナスをパッシブに獲得します。レベル3のアビリティを使用すると、レベル2に戻り、レベル3のアビリティを再獲得できます。さらに、トレーニングパスの進行は各ラウンドの開始時にリセットされます。

Battlefield Labsを通じて、各パスの進行速度、影響、バランスの検証を行い、必要な役割を果たす相対的な有用性とパワーを調整しています。

Battlefield Labsの斥候兵トレーニングのチャート。スナイパーとパスファインダーの役割のパスが、特定のスキルレベルと共に描かれている。レベル3ではパッシブスポッティング用のUAVコールインがハイライトされている。

斥候兵は長距離射撃や隠密ゲームプレイに特化しています。トレーニングパスは、この役割で特定の要素を強化・推奨するようにデザインされています。斥候兵プレイヤーだけれども近接戦がお好みの場合、パスファインダーを選択すると良いでしょう。ダッシュ時以外は装備で検出されにくくなるといった改善点があります。

この記事の執筆時点では、トレーニングシステムがBattlefield Labsに導入されてからプレイセッションは2回分しか経っていませんが、ローンチ前に改善するべき点は既に計画済みです。役割の効率とチームワークのインセンティブがこのシステムでの優先事項で、Battlefield Labsは、これらの優先事項を満たせる場と時間であり続けます。

 

すべての道は兵科アイデンティティに続く

兵科の定義:専門武器

各兵科にはシグネチャー武器があり、兵科のアイデンティティと本質的に結びついています。本シリーズのパート1でご説明した通り、各兵科の役割が熟慮されています。 

武器にはそれぞれ、適した戦闘状況で使うと大きな効果があり、装備に追加するのに貴重な品となる一方で、各兵科が熟練した武器カテゴリーの使用を選ぶことで、役割にぴったりなパッシブなメリットが生まれます。

突撃兵とアサルトライフル - 突撃兵は究極の歩兵ファイターで、突撃を先導し、危険が発生したときに対応する責任を負っています。この兵科でアサルトライフルを使用すると、ダッシュから射撃への移行、およびアサルトライフルと他の武器の切り替えが速くなります。

工兵とサブマシンガン - 工兵は何よりも破壊と修理を優先する。すなわち、戦場では接近戦や汚れ仕事を行う必要があります。SMG使用中、腰撃ちでの操作が改善するメリットを受けられます。

援護兵とLMG - 砲撃が激しい面やカオスの中で使用される援護兵は、重装備が経験豊富で、LMGで攻撃できる一方、他の兵科がLMGを使用したときとは異なり、ダッシュスピードのペナルティを受けることはありません。

斥候兵とスナイパーライフル - スナイパーライフルを使用すると、スコープの揺れが減り、息止めによるエイムの安定化能力が改善します。スナイパーライフルを熟練していると、斥候兵はショット間の再充填も素早くなります!

 

兵科の定義:専門特性

シグネチャー特性では、その兵科として全体的な役割の効率を高める、ユニークなボーナス群を作成することを目指しています。

突撃兵 - 機動力の強化現在この兵科に対し、落下ダメージの低減、落下による移動速度ペナルティを与えないことを検討しています。トレーニングなど、その他の兵科を定義する要素と組み合わせることで、突撃兵の先鋒という立場を強調し、機動力をメインの強さとして活用することを目的としています。

工兵 - 爆発ダメージへの抵抗突撃兵は歩兵戦での突撃を先導する役割ですが、工兵は乗り物を修理したり、大ダメージを与えたりすることができる唯一の兵科です。一触即発の状況を念頭に、この特性を設計しています。

現在シグネチャー特性として、爆発ダメージの低減を提供しています。この違いが兵科間で感じられるか、パッシブな抵抗の増加(または低下!)について正しいバランスとは何かを、Battlefield Labs内で評価していきます。

援護兵 - より高速な蘇生援護兵は、防御と戦闘継続において、あらゆる分隊で不可欠な選択肢となるよう設計されています。この兵科で集中するポイントは、蘇生、防御、チームメイトへの支給によって、味方を素早く戦線に戻すことの重要さを強調ことです。

現在援護兵向けの専門特性では、停止時の蘇生が高速になります。Battlefield Labsでは、コミュニティと一緒に時間をかけながら、援護兵へのフィードバックや、この役割に対する期待の進化を調査し、今後さらに高めるための最良の面を特定していきます。

斥候兵 - エイムスポッティング現在、斥候兵の専門特性は、エイム中の間に敵を自動的に発見するスキルです。これは、Battlefield Labsで積極的にフィードバックを集め、改善を続けている専門特性です。

 

兵科の定義:専門ガジェット

兵科の定義は、今後のガジェットラインナップでも中央に位置するもので、各兵科がユニークかつ重なりのないガジェットを使用することを目的としています。このアプローチでは、各兵科で特徴的な役割を強調・強化し、自分の効率を高めたり分隊をサポートするためのガジェットを提供します。

突撃兵 - アドレナリンインジェクター。突撃兵に装備するのはアドレナリンインジェクターで、短時間フラッシュやスタン効果に耐性を獲得し、ダッシュスピードが強化され、爆発ダメージを低下し、敵の足音が強調されます。

Battlefield Labsでは、アドレナリンインジェクターに関する多くのフィードバックを既に集めていて、兵科にまたがるバランスを確保するため、検討を始めています。詳細については、「Labsからの学び」セクションをご覧ください!

工兵 - リペアツール過去には、リペアツールは時に、使用するか、または犠牲にしてさらにアグレッシブなものを使用するかの選択肢となることがありました。今後リペアツールは常に使用可能となるので、分隊の乗り物を修理しない言い訳ができなくなります。いいですね?

援護兵 - 補給物資バッグ地面に補給物資バッグが見えたら、これで回復できる、または一定量の弾薬が手に入ることがわかります。これを担う兵科が援護兵です。

現在Battlefield Labsを通じて、提供する体力や弾薬の量、最適な範囲、スパム防止など、このガジェットのバランス調整に取り組んでいます。

斥候兵 - モーションセンサー防御・攻撃のどちらのポジションであれ、スナイパーであろうとパスファインダーであろうと、モーションセンサーは、範囲内で敵の移動を追跡するのに便利です。斥候兵として、このツールをいつでも最大限活用できるようにしておくのは重要で、専門ガジェットとして完璧な選択肢です。

 

LABSからの学び

3月には数千人のプレイヤーがBattlefield Labsでの体験を始め、フィードバックの送信やバグ報告が既に数千件となりました。そのおかげで、動作や反応などの特定のゲームプレイ要素で素早く試行を繰り返しつつ、破壊、動作とアニメーションなど、実装により時間のかかるエリアをどのように改善するのか議論を進めています。

Battlefield Labsは、次世代の「Battlefield」に影響を与える、プレイヤー主導の変化を協力して行うための基盤となる進行中の取り組みです。フィードバックを確認し、改善すべき点を評価する作業を継続する中で、Labsは意味のある改善のガイドとして不可欠な存在になっています。

兵科のアイデンティティとゲームプレイ

  • 突撃兵 - プレイヤーからは、突撃兵が「一匹狼」のメンタリティになることが報告されており、この兵科の自立性を低めて代わりにチームプレイ能力を高めたいという要望があります。改善の重点領域には、2つのシグネチャー武器を持ち運びできるという早期プレアルファ機能のあるウェポンスリングが含まれます。アドレナリンインジェクターも重要なフィードバックを受け取り、ライフ回復部分など、改善が行われる予定です。さらなる変更は後のアップデートでお知らせします。

  • 工兵 -工兵は調整が取れた兵科ですが、乗り物プレイとの相互作用をさらに強化する予定です。早期のプレイセッションでは、ロケットランチャー/ミサイルをダブルで装備することが可能でした。この役割と破壊能力でのやりとりを強化する要素ではありましたが、1つの装備でパワーが強力すぎたため、数を制限することにし、現在は1本のみ選択できるようにしました。

  • 援護兵 - 援護兵は、チームメイトの蘇生、銃弾やライフの提供、傍受システムという能力のために、頻繁にプレイされています。この兵科では、大幅な変更よりも、繊細な改善に焦点を当てています。フィードバックによると、補給物資の出現が過剰に発生しており、これが戦闘に悪影響を及ぼすことが多くなっており、回復や弾薬が多すぎるため停滞した状況が生み出されています。物資の時間、補給の量など、様々な要素を調整する方法を検討中で、援護兵や他の兵科に対して良いバランスを確保していきます。

  • 斥候兵 - プレイセッションおよびハイライトからは、斥候兵には改善の余地があることが判明し、「Battlefield」で役割を強化するためにさらに調整を行うことで合意しています。引き続きフィードバックを評価している要素の1つは、この兵科で特定のトレーニングパス、役割の中でも情報攪乱や妨害を強化するプレイスタイルをどのように推奨したいかで、スポット能力のバランス調整が必要です。

 

全体的な変更

上記のリストで全部を網羅しているわけではありませんが、プレイヤーフィードバックに従ってBattlefield Labsの内外で順次変更を追加し、開発の過程で複数の面を継続的に改善していきます。例えば、以前のプレアルファ段階のプレイセッションでは、ボディーアーマーに対して大きな反響があり、この機能はマルチプレイヤーモードから削除されました。さらに、動作とアニメーションの改善、地上車両の操作性、および航空機の操作性改善が継続中です。

私たちのコンテンツは現在アルファ開発段階にあり、一部の機能では、複雑さに応じて、実装に時間がかかる場合があります。ですが、「Battlefield」を共に構築していく上で、コミュニティチャンネルやBattlefield Labsを通じて、引き続き最新情報をお知らせしていくことをお約束いたします。

参加しよう

「Battlefield」の未来の検証にご興味がある方は、Battlefield Labsに今すぐご登録ください。詳細についてはFAQをご覧になり、Battlefield Discordでの議論についてもご参加ください。

Battlefield Labsはクローズドな環境であり、参加人数には限りがあることをお忘れなく。ですがアップデートや最新情報は必ずお知らせいたします!

議論に参加していただき、ありがとうございます。またお会いできることを楽しみにしております。戦場でお会いしましょう!

これらのゲームの詳細は、コミュニティでの議論、プレイヤーデータ、およびBattlefield Labsからのフィードバックに基づき、次の「Battlefield」タイトルおよびそれ以降のタイトルの開発が進むにつれて変更される場合があります。開発チームでは、コミュニティへの最大限の情報発信に努めています。