EA PLAYで明らかにされた「Battlefield V」のゲームプレイ

先の週末にかけて開催されたEA PLAYでは、「Battlefield™ V」が大きく取り上げられ、プレイヤーによる初のプレイが行われました。プレイ可能になったのは初期バージョンですが、史上最高に熱く、臨場感にあふれるバトルフィールド の実際のプレイが初めてお披露目された瞬間です。以下で、EAゲームチェンジャーのメンバーが作成したプレイ動画をチェックすることができます。この初プレイでは、究極のマルチプレイヤー体験「グランド・オペレーション」を舞台に戦いが繰り広げられました。
マルチプレイヤーとグランド・オペレーション
グランド・オペレーションでは、複数のマップとモードを舞台に、歴史的シナリオを色濃く反映した一連の戦いが繰り広げられます。作戦は、ゲーム中最大で4“作戦日”にわたって戦われ、各作戦日での結果が次の作戦日のコンディションに影響を及ぼします。EA PLAYで「Battlefield V」に触れた各プレイヤーは、第1日目、第2日目に堅固な守りが敷かれたNarvikマップを戦場としました。3日目、4日目は今回のバージョンには含まれていませんでしたが、タイド・オブ・ウォーの中で皆さんが最終版のグランド・オペレーションをプレイする際には、そのドラマチックな結末を体験いただけるでしょう。
“初日に対空砲をより多く破壊することで、2日目の状況が変わる。目標の達成が重要だ” – JackFrags
第1日目は、日付が変わるまであと42分、極寒のノルウェー、ナルヴィク港の高度1千フィートを超える上空から始まります。JackFragsは、64人のプレイヤーが戦うグランド・オペレーションに攻撃側で参加し、空挺降下で開幕するモード「エアボーン」を体験しました。対空砲火の飛び交う中、降下に成功。所属分隊の仲間とともに、爆弾を見つけて回収し、敵の防衛施設を破壊する任務に挑みます。JackFragsはコメントとして、1日目の戦果がいかに2日目に影響するかと、同時に戦果を挙げるのは決して容易ではないことを述べています。やがて固く守られた機関銃陣地に出くわし、敵による爆弾の解除や、まさに全面戦争と呼ぶべき混戦を体験することになりました。
2日目に待ち受けていたのは「ブレークスルー」モード。ここでJackFragsは攻撃側として、防衛側の守るセクターを順に制圧していくことになります。2:47の見事なヘッドショットシーンが示すように優れたスナイパーである彼でも、分隊の仲間によるスポットや回復なしに戦い続けることは不可能です。
分隊プレイ
「Battlefield V」では分隊が、自分とチームのどちらの勝利にも欠かせない存在となります。分隊はシリーズを通して重要な役目を果たしてきましたが、今回のEA PLAYに参加したプレイヤーは、分隊プレイのさらなる進化を体験することになりました。ゲームプレイの詳しい紹介記事でも触れたように、分隊で優れたプレイをすることは、多くの恩恵をもたらします。例えば、分隊として活躍することで、分隊長は強力な増援要請を行えるようになります。増援要請は、絶望的な状況を覆す可能性を秘めた切り札です。
“まとまりのない群れとして走り回る時代は終わったわ。チームワークが大きな違いをもたらすようになる” - MoonLiteWolf
上に紹介した動画では、チームプレイをこよなく愛するMoonLiteWolfが、「Battlefield V」 で分隊のプレイにもたらされた変化を解説しています。その言葉通り、今作では分隊でまとまって行動することで大きな恩恵が得られます。弾の供給が減ったことで、援護兵による補給がさらに重要になり、衛生兵の重要性も同じように増しています。ぜひ動画で全兵科で蘇生が可能になった様子をチェックしてください。これまで以上に、分隊として生き残りやすくなり、分隊一掃に陥る危険を避けることができます。
陣地構築と破壊
バトルフィールドと言えば破壊要素。スナイパーの巣となる建物屋上に爆薬を仕掛ければ、有利だったポジションは文字通りの棺桶と化します。「Battlefield V」では、破壊と対をなす陣地構築が導入されました。陣地構築を使うことで、ここぞの場面で遮蔽物を作れるようになり、コントロールポイントへのアクセスを制限して侵入経路を絞るなど、守りのプレイが進化を遂げます。
“「Battlefield V」では、破壊システムと陣地構築システムが相乗効果をもたらす” - MrProWestie
Westieはすぐに新しい建築ツールを使って、どの兵科でも陣地を構築できることを示しました。そして、丘の端に土嚢の壁を築いて敵の視界を遮ったり、戦車止めを道の要所に設置したり、土嚢で囲った上に一人用の塹壕を作り、そこに立てこもったりと、陣地構築による新しい戦術をもってグランド・オペレーションに挑みました。また、援護兵で構築できる内容の違いについても確認しています。対空砲や対戦車砲など、攻撃的設備の構築は援護兵にしかできません。援護兵は、金属やコンクリートなどのより頑丈な素材も構築に用いることができます。
Westieはまた、陣地構築のほかにも、戦車を建物に突っ込ませて破壊がどのように行われるかを確認し、“与えられた衝撃に、より忠実に破壊が発生する”との結論を得ました。爆発でより物理的に正しく破片が飛び散る事や、戦車砲を建物に撃ち込めば、砲弾が壁を突き抜け、建物の中から爆発が外に向けて広がることも確認しています。
ビークル
バトルフィールドでは第1作目から、ビークルが三つ巴をなす要素の一つとして掲げられてきました。「Battlefield V」では、飛行機、戦車、その他のビークルがこれまで以上にダイナミックに活躍し、その長所・短所を理解することが重要となります。第二次世界大戦を代表する車両や機体で敵の陣地を蹂躙したり、固定兵器を牽引して、その威力を存分に発揮させることができるでしょう。もちろん、鋼鉄の殻に守られていたり、敵のはるか上空にあることが、絶対無敵の安全をもたらすわけではありません。バトルフィールド・シリーズの常として、どのプレイヤーユニットにも弱点があります。「Battlefield V」では物資の不足も戦術要素となるため、ビークルのライフと残弾数には特に注意が必要になるでしょう。
“「Battlefield V」 ではビークル・システムの作り込みに力が注がれているのがよくわかる。シリーズ最高の出来だ” - Flakfire
EA PLAYで「Battlefield V」の航空機と戦車の両方を試したFlakfireは、両ビークルと新しいシステムでの改善について触れています。動画では、物資の不足によりビークル戦闘の戦術性が増すこともコメントしています。プレイヤーは残弾数が少ない状況で前に進むか、一度退いて補給を優先するか判断しなければなりません。また、動画では新しくなった修理システムや、牽引可能な固定兵器、シュトルムティーガーやチャーチル戦車などの増援要請で使える強力なビークルについても触れています。ぜひこの動画をチェックして、Flakfireのお気に入りの機体シュトゥーカも目にしてください。
バトルフィールド史上最高の臨場感
今作でプレイヤーは、さまざまな素晴らしい武器を手にすることができるでしょう。ですが、それを活かせるのも武器を扱う兵士の性能があってことです。バトルフィールド 史上最高の臨場感を実現する要素の一つが、兵士と環境、両方の物理的挙動を次世代に進化させることです。ゲームにおけるすべてのインタラクションは、プレイヤーの操作を起点に発生します。そのため、操作への反応性と、突然の危機に反応するためにアニメーションをキャンセルするなど、必要に応じてアニメーションを切り替えることが重要になります。360°の方向転換が可能な伏せ移動、崖や出っ張りにぶら下がる動作、しゃがみでのダッシュなどは、バトルフィールドのプレイを変化させる新要素のほんの一部に過ぎません。
“3人称カメラで周囲をよりよく確認して、出撃する先の状況をチェックすることができるわ” - Gabytron
Gabytronは、「バトルフィールド:バッドカンパニー2」、「バトルフィールド ベトナム」時代からのベテラン兵。彼女の手掛けた約4分のゲームプレイ動画では、兵士の動作の強化や、爆発によるノックバック効果によって、バトルフィールド のプレイスタイルを新しく進化させなければならなかったことが語られています。そのプレイでは、しゃがみでのダッシュが多用され、目立つことなく素早く移動できるこの体勢が、新たなお気に入りになったことが示されます。
また、動画には分隊出撃画面で出撃の策を練るシーンも含まれ、このシステムが出撃の役に立つと同時に、新たな臨場感を生み出していると感想を付け加えています。戦場でキルされた後、生存している分隊員の肩ごし視点で状況を確認して、再出撃を果たすまでの場面を詳しく見ることができるでしょう。
–Jonas Elfving
–Jeff Landa(Twitterでフォロー @JeffLanda)
降下に備えよ – 「Battlefield V」を先行予約。
Xbox One、PlayStation®4、PCで戦場に降り立て。10月11日、EA AccessとOrigin Accessの先行プレイトライアル解禁(※)。10月16日、「Battlefield™ V Deluxe Edition」先行志願者特典による先行アクセス開始。「Battlefield™ V Standard Edition」でのプレイは10月19日からスタート。
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